神山では朝晩の冷え込みに、秋の深まりを感じるようになりました。
あたたかなお味噌汁にごはん、季節の野菜で漬けたぬか漬け。そんな食卓が、いっそううれしくなる頃ですね。
今日は、ぬか漬けのある暮らしを楽しむ器「NUKADOKO」の記念販売について、お知らせします。
今年7月にお知らせした「国際漆展・石川2026」への入選を記念して、11月5日(木)、【堤淺吉漆店×SHIZQ】亀八 NUKADOKO を販売いたします。
今回ご用意できたのは、3点。
2024年の初回販売で、3色のなかでも一番人気だった小豆色です。
前回の販売分はすべて完売し、次回の製作予定は、いまのところ決まっていません。気になっていた方に、あらためてご紹介できることをうれしく思います。
毎日のひと手間が楽しみになるように
ぬか床を混ぜて、野菜を漬ける。
食べごろになったら取り出して、いつもの食卓へ。
身体がよろこぶ食習慣であるぬか漬け。少しずつ変わるぬか床の様子を見ながら、自分の家の味を育てていく。そんな日々のひと手間を、楽しみに変えられる器をつくりたいと考えました。
「SHIZQらしい、杉の良さを活かした他にないものを」
その着想から3年。京都の老舗漆精製工房・堤淺吉漆店とともに開発したのが、このNUKADOKOです。
ぬか漬けをこれから始めたい方にも、長年ぬか床を育ててきた方にも。
杉の調湿性や断熱性、酸や塩分に強い漆の性質を活かした器です。
日々の手入れをするたびに、手に触れ、目にすることがうれしくなる。そんな存在を目指しました。
杉の軽さと手になじむ丸いかたち
素材は、徳島県神山町で育った神山杉。その年輪の表情を活かす、SHIZQらしい横木取り。大きな材料を必要とし、天然乾燥の時間を要するため、一度にたくさん作ることはできません。
杉ならではの軽さに、思わず手が伸びるぽってりとした愛らしいフォルム。内側の底にも丸みを持たせ、ぬか床を混ぜる日々の動作に寄り添うようにデザインしました。
見た目の美しさと、使うときの心地よさ。どちらも大切にした、ぬか床のための器です。

暮らしの中で楽しむ小豆色の艶
小豆色は、茶色を帯びた深い赤。
朱に茶を重ね、色を調整しながら、八層の拭き漆で表現しました。
磨き上げた艶の奥に、杉の年輪が浮かびます。光の当たり方によって、落ち着いた深みも、華やかな表情も見せてくれる仕上がりです。
キッチンに置いて、ふと目を向けたときにも。
お客さまを迎えて、ぬか漬けがおもてなしになるときにも。
何気ない毎日の暮らしを、この器と一緒に楽しんでいただけたらと思います。

11月5日 小豆色3点を販売します
今回は、国際漆展への入選作と同じ小豆色のみをご用意しました。
・販売開始:2026年11月5日(木)18時 オンラインストアにて
・販売商品:【堤淺吉漆店×SHIZQ】亀八 NUKADOKO 小豆
・販売数量:3点
・次回製作:未定
オリジナルバッグに入れてお届けします。
ぬか床と暮らす、穏やかな日々を。
漬けることも、食べることも、その佇まいを眺めることも。「NUKADOKO」とともに、長く楽しんでいただけたらうれしいです。